ゴイサギとは?
ごいさぎ
ゴイサギとは、日本全国に分布するサギ科の水鳥で、夜間に活動することから「夜烏(よがらす)」とも呼ばれます。
ゴイサギ(五位鷺、学名:Nycticorax nycticorax)は、ペリカン目サギ科に属する中型の水鳥で、全長58〜65cm程度です。成鳥は頭頂と背が青みがかった黒色、翼は灰色、腹部は白色という三色の明瞭な模様を持ちます。目は赤く、繁殖期には後頭部から白い冠羽が垂れます。
「五位鷺」という名の由来は、平安時代に醍醐天皇が神泉苑の池で捕まえようとした際にサギが従ったため、天皇から「五位」の位を賜ったという故事によります。この話は清少納言の「枕草子」にも登場します。
ゴイサギの生態上の特徴は以下のとおりです。
- 夜行性:薄暮から夜にかけて活動し、昼間は木陰でじっとしていることが多い
- 食性:魚・カエル・甲殻類・水生昆虫などを捕食する
- 集団営巣:他のサギ類と混在してコロニー(集団繁殖地)を形成することが多い
- 幼鳥(ホシゴイ):褐色地に白い斑点模様が特徴的で、成鳥とは全く異なる外見をしている
日本では留鳥または夏鳥として平地から低山の水辺に広く分布し、都市部の公園の池でも見られます。夜間に「クワッ、クワッ」と鳴きながら飛ぶ声は身近な自然の風物詩として親しまれています。
使い方・例文
都市公園の池や河川でも見られるため、夕方以降に水辺を散歩していると、ずんぐりした体形のゴイサギが水際でじっと獲物を待つ姿に出会えることがあります。
この用語をシェア
最終更新: