ユニバーサルヘルスカバレッジとは?
ゆにばーさるへるすかばれっじ
ユニバーサルヘルスカバレッジとは、すべての人が経済的困難を伴わずに必要な保健医療サービスを受けられる状態を指します。
ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC:Universal Health Coverage)とは、すべての人々が、必要とする質の高い保健医療サービスを、経済的な困難に陥ることなく受けられる状態を実現するという概念・政策目標です。世界保健機関(WHO)が推進しており、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標3にも明記されています。
UHCの実現には大きく3つの側面があるとされます。
- カバレッジの広さ:人口のどれだけ多くがサービスを受けられるか
- サービスの深さ:必要とされる医療サービスがどれだけ包括的にカバーされているか
- 費用負担の高さ:自己負担が生活を圧迫せずに済むか
日本は国民皆保険制度のもとでUHCを高い水準で達成している国の一つとして国際的に評価されています。一方、低・中所得国では医療費の自己負担が家計を破綻させる「壊滅的医療費支出」が課題となっており、各国が保険制度の整備や医療人材の育成に取り組んでいます。
UHCの達成は単に医療問題にとどまらず、貧困削減・経済成長・社会的公正と深くつながっており、持続可能な社会の基盤として位置づけられています。
使い方・例文
日本の国民健康保険制度はユニバーサルヘルスカバレッジの好事例として、途上国の医療制度改革の参考にされることがあります。
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