ヤナギ科とは?
やなぎか
ヤナギ科とは、ヤナギやポプラなどを含む双子葉植物の科で、北半球の温帯から寒帯を中心に広く分布する木本植物のグループです。
ヤナギ科(Salicaceae)は、被子植物の双子葉類に属する植物の科で、かつてはヤナギ属(Salix)とポプラ属(Populus)の2属のみで構成されると考えられていましたが、現在の分類体系では約55属・1000種以上が含まれます。
本科の植物は主に落葉性の高木・低木で、北半球の温帯から亜寒帯にかけて広く分布しています。特徴として、花は雌雄異株で穂状の花序(尾状花序)を形成し、風媒または虫媒で受粉します。果実は裂開して、綿毛に覆われた種子を大量に風に飛ばします。
代表的な属と植物には以下のものがあります。
- ヤナギ属(Salix):シダレヤナギ、イヌコリヤナギなど河川沿いに多い
- ポプラ属(Populus):ポプラ、ドロノキ、ヤマナラシなど
- カワヤナギ属:護岸植生としても利用される
ヤナギ科の植物は生長が早く、土壌の保持や河川の護岸、景観形成に利用されてきました。また、ヤナギの樹皮にはサリシンという成分が含まれ、アスピリンの原型として薬用にも活用されてきた歴史があります。
使い方・例文
河川敷や池のほとりに枝を垂らして生える細長い葉の樹木を見かけたとき、「ヤナギ科の植物だ」と表現します。春先に綿毛の付いた種子が風に舞う場面でも登場します。
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