ヤスデとは?
やすで
ヤスデとは、細長い体に多数の脚を持つ節足動物で、落ち葉などを食べる分解者として知られる生き物です。
ヤスデとは、節足動物門ヤスデ綱に属する多足類の総称で、細長い円筒形の体に多数の体節が連なり、各体節から2対ずつの脚が生えているのが特徴です。見た目がムカデに似ていますが、ムカデが肉食で1体節に1対の脚を持つのに対し、ヤスデは草食性で脚の本数が多い点で区別されます。
ヤスデは湿った土壌や落ち葉の下、朽木の中などに生息し、枯れ葉や腐植質を食べて分解する役割を担っています。この働きにより土壌の栄養循環を助け、生態系の中で分解者として重要な位置を占めています。
動きは比較的緩やかで、刺激を受けると体を丸めて防御姿勢をとる種が多く見られます。また、体節の側面から刺激臭のある分泌液を出して外敵から身を守る種もあり、素手で触れると皮膚に刺激を感じる場合があるため注意が必要です。
毒性は弱く人体への直接的な害は少ないものの、大量発生すると住宅周辺に群がることがあり、害虫として駆除の対象になることもあります。
使い方・例文
雨上がりの庭先で、ヤスデが落ち葉の下からゆっくりと這い出してくるのが見られた。
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