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モルワイデ図法とは?

もるわいでずほう

地球全体を楕円形に描き、面積を正確に表現することを重視した世界地図の図法で、19世紀初頭にドイツで考案されました。

モルワイデ図法(Mollweide projection)とは、ドイツ数学カール・ブランダン・モルワイデ(Karl Brandan Mollweide)が1805年に考案した地図投影法のひとつです。地球全体を横長の楕円形(長軸が短軸の2倍)に描き、陸地や海洋の面積比を正確に保つ「等積図法」に分類されます。

この図法では、経線は楕円の弧として描かれ、緯線は横向きの直線として等間隔に引かれます。赤道と本初子午線の交点を中心として地球全体を一枚の図に収められるため、大陸分布の比較や海洋・陸地の面積把握に優れています。一方で、高緯度地域の形状(特に大陸の輪郭)が実際とかなり異なって見えるなど、形の歪みが大きいという欠点もあります。

モルワイデ図法の主な特徴と用途は以下のとおりです。

  • 等積性:任意の地域の面積比が地球上の実際の比率と一致する
  • 全球表示:地球全体を一枚の図に収めることができる
  • 形状の歪み:特に高緯度地域では形が大きく歪む
  • 主な用途:世界の気候帯分布図、人口分布図、植生分布図など

地理学や自然科学の分野では、気候帯や生態系など面積の正確な比較が重要なテーマを扱う際に広く使われています。また、他の図法と組み合わせて歪みを分散させる「グード図法」の基礎ともなっています。

使い方・例文

世界の気候帯分布や人口密度を示す地図で、楕円形に描かれた世界地図が使われていれば、それはモルワイデ図法(またはその派生図法)が採用されている可能性が高いです。

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