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モノクロフィルムとは?

ものくろふぃるむ

モノクロフィルムとは、色情報を持たず白・黒・グレーの階調のみで画像を記録する写真フィルムのことです。

モノクロフィルムは、光の強弱を銀塩の濃淡として記録し、色彩を一切持たずに明暗のみで被写体を表現するフィルム素材です。正式には白黒フィルムとも呼ばれます。

仕組みとしては、フィルム基材上に感光材料として臭化銀などのハロゲン化銀が塗布されており、光が当たった部分が化学変化を起こして現像時に黒い銀粒子を形成します。カラーフィルムと異なり色素層を必要としないため、構造がシンプルで粒状性をコントロールしやすいという特徴があります。

モノクロフィルムには以下のような種類があります。

  • パンクロフィルム:可視光全域に感度を持つ最も一般的なタイプ
  • オルソクロフィルム:赤色光に感度が低く、コントラスト調整に使われるタイプ
  • 赤外線フィルム:赤外域にも感度を持ち、特殊な表現効果が得られるタイプ

デジタルカメラが普及した現代においても、モノクロフィルムは写真家やアーティストに根強い人気を持ちます。陰影の深み、粒状感の独特のテクスチャ、デジタルには出しにくいトーンの豊かさが評価されており、芸術写真や映画撮影での利用が続いています。現在もコダックやイルフォードなどのメーカーが製品を販売しています。

使い方・例文

報道写真の黎明期から戦後まで、多くの歴史的な報道写真はモノクロフィルムで撮影されており、現代でもアート写真や映画の一部シーンで意図的に用いられます。

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