本文へスキップ

メディウムとは?

めでぃうむ

メディウムとは、絵画において絵具と混ぜて使う液状の補助剤で、流動性・乾燥速度・光沢などを調整するために用いられます。

メディウム(Medium)は、絵画制作において顔料や絵具に加えることで、その性質を意図的に変化させるための補助材料です。「媒剤」とも呼ばれ、描画時の流動性・伸び・乾燥速度・光沢・透明感・テクスチャーなどをコントロールする役割を持ちます。

使われるメディウムは画材の種類によって異なります。

  • 油彩用:テレピン油・リンシードオイル・ダンマル樹脂など
  • アクリル用:グロスメディウム・マットメディウム・リターダー(乾燥遅延剤)など
  • 水彩用:牛胆汁・アラビアガム溶液など

たとえば油絵でリンシードオイルを多めに混ぜると絵具の流動性が増して透明感のある重ね塗り(グレーズ)が可能になります。一方、乾燥を速めるメディウムを使うと短時間で重ね塗りができます。アクリルではグロスメディウムを加えると光沢が増し、マットメディウムでは艶消しの仕上がりになります。

現代ではジェルメディウムやテクスチャーメディウムなど多様な製品が販売されており、作家が表現の幅を広げるために積極的に活用しています。

使い方・例文

油絵の授業で「グレーズ技法をするときはリンシードオイルをメディウムとして絵具に少量混ぜると透明度が上がる」と説明されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語