ムルタとは?
むるた
ムルタは、パキスタン中部に位置する歴史ある都市で、古くから交易と文化の中心地として栄えた「聖人の街」です。
ムルタ(Multan)は、パキスタンのパンジャーブ州南部に位置する都市で、同国有数の大都市の一つです。インダス川の支流であるチェナブ川の近くに位置し、古くから交通の要衝として機能してきました。
ムルタの歴史は非常に古く、アレクサンドロス大王の東方遠征でも言及される地名の一つとされています。イスラム時代には多くのスーフィー聖人が居を構えたことから、「聖人の街(City of Saints)」とも呼ばれ、今日もイスラム信仰の重要な巡礼地となっています。市内には数多くの廟(マザール)が点在しています。
気候的には非常に暑い地域として知られており、「熱と塵と乞食と廟の街」という慣用句が古くから伝わるほどです。一方で、手工芸品の産地としても有名で、特に青色の釉薬(うわぐすり)を用いた陶器「ムルタニ・ブルー・ポタリー」や、刺繍製品は工芸品として高く評価されています。
現代のムルタは農産物の集散地としても機能しており、マンゴーやミカンなどの果物の産地としても知られています。人口は数百万人規模を有し、パキスタンの主要都市の一つとして発展を続けています。
使い方・例文
「ムルタを訪れる観光客は、スーフィー聖人の廟を巡る宗教的な旅と、伝統的な青色陶器の買い物を楽しむことが多いです。」
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