ムハンマド・イブン・イドリース・アッシャーフィイーとは?
むはんまどいぶんいどりーすあっしゃーふぃいー
アッシャーフィイーは8〜9世紀に活躍したイスラム法学者で、スンナ派四大法学派のひとつ「シャーフィイー派」の創始者です。
ムハンマド・イブン・イドリース・アッシャーフィイー(767〜820年)は、イスラム世界において法学(フィクフ)の体系化に決定的な貢献をした学者です。ガザ(現パレスチナ)で生まれ、メッカ・メディナ・バグダードなどを遍歴して学び、最終的にエジプトのカイロで晩年を過ごしました。
彼の最大の功績は、イスラム法の根拠(ウスール・アル=フィクフ)を体系的に整理したことです。それ以前のイスラム法学はクルアーン(コーラン)やハディース(預言者の言行録)をそれぞれの地域・学派ごとに解釈していましたが、アッシャーフィイーはこれらの根拠の優先順位と解釈方法を明確にルール化しました。これを法源論(ウスール学)と呼び、後のイスラム法学に不可欠な枠組みとなりました。
彼の思想はスンナ派四大法学派のひとつシャーフィイー派として制度化され、現在もエジプト・東アフリカ・東南アジアなど広い地域で信徒を持ちます。主著『アル・リサーラ』は最初期のイスラム法理論書として、現代でも法学研究の古典として読み継がれています。
使い方・例文
イスラム法学や中東・東南アジアの宗教文化を解説する際に、シャーフィイー派の創始者として必ず言及されます。
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