スンナ派とは?
すんなは
スンナ派とは、イスラム教の最大宗派で、預言者ムハンマドの慣行(スンナ)と多数派の合意を重んじる立場のことです。
スンナ派(アラビア語:أهل السنة والجماعة)は、世界のムスリム(イスラム教徒)の約85〜90パーセントを占めるイスラム教の主流派です。正式には「スンナとジャマーア(共同体)の民」と呼ばれ、預言者ムハンマドの言行録(ハディース)に記された慣行(スンナ)と、ムスリム共同体の合意(イジュマー)を信仰・実践の基盤とします。
スンナ派の特徴と歴史的背景は以下のとおりです。
- カリフ制の承認:ムハンマドの後継者(カリフ)は血縁ではなく共同体の選出によるとし、初代〜四代カリフを正統として認めます(これがシーア派との最大の分岐点です)。
- 四大法学派:ハナフィー派・マーリク派・シャーフィイー派・ハンバル派という四つの法解釈の学派があり、地域によって主流派が異なります。
- クルアーンとスンナ:聖典クルアーン(コーラン)とハディースを最高の典拠とし、それに基づいてシャリーア(イスラム法)を運用します。
地理的にはサウジアラビア・エジプト・トルコ・インドネシア・パキスタンなど多くの国でスンナ派が多数を占めます。シーア派が多数を占めるイランなどとは歴史・政治的に対立する局面もありますが、両派とも同じイスラムの基本信条(六信五行)を共有しています。
使い方・例文
世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアやバングラデシュでは、スンナ派がイスラム教の主流として社会・文化に深く根ざしています。
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