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ミユビナマケモノとは?

みゆびなまけもの

南米・中米の熱帯雨林に生息する、前肢に3本の爪をもつ樹上性哺乳類です。

ミユビナマケモノ(三趾懶獣)とは、哺乳綱異節上目ナマケモノ目ミユビナマケモノ科に属する動物の総称です。前肢に3本、後肢にも3本の鉤爪をもち、これが名前の由来となっています。対照的にフタユビナマケモノは前肢に2本の爪をもちます。

ミユビナマケモノにはノドチャミユビナマケモノ・コノハナマケモノ・タテガミナマケモノなど複数の種があります。いずれも南アメリカや中央アメリカ熱帯・亜熱帯の森林に生息し、ほぼ一生を樹上で過ごします。

その生態は独自の省エネ戦略に支えられています。

  • 代謝率が哺乳類の中で極めて低く、体温も変動しやすい
  • 一日の大半(15〜20時間)を眠るか静止して過ごす
  • 主食は木の葉で、栄養価が低いため消化に数日かかる
  • 地上への降下は排泄のときなど週に一度程度

毛には藻類が共生して緑色に見えるため、天敵から身を隠すカモフラージュ効果があります。泳ぎは得意で、洪水時には水中を移動することもあります。生息地の熱帯雨林の減少により、一部の種は絶滅危惧の懸念が高まっています。

使い方・例文

「コスタリカの動物保護施設では、木から落ちて保護されたミユビナマケモノの赤ちゃんがリハビリを受けている」のように、自然ドキュメンタリーや生態系保全の話題でよく登場します。

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