ミニッツリピーターとは?
みにっつりぴーたー
ミニッツリピーターとは、ボタンやスライダーを操作するとベルやゴングの音で現在の時刻を分単位まで知らせる機械式時計の複雑機構です。
ミニッツリピーター(Minute Repeater)とは、時計内部の機械的な機構によって、操作するとベルやゴング(金属音)の音の組み合わせで時・刻・分を聴覚的に教えてくれる、高級機械式時計の代表的な複雑機構のひとつです。
もともとは電灯が普及する以前の暗闇の中や、時計の文字盤を見ることができない状況で時刻を知るために発明されました。17世紀後半に懐中時計向けに開発され、その後腕時計にも搭載されるようになりました。
音の鳴り方には一定の規則があります。
- 低音:時(1時間)を知らせる
- 高低の二重音:15分単位の刻(クォーター)を知らせる
- 高音:残りの分数(1分単位)を知らせる
たとえば3時48分であれば、低音3回・高低音3回・高音3回と鳴ります。この機構を実現するには数百点に及ぶ精密な部品が必要で、熟練した時計師が長期間かけて手作業で仕上げます。そのため、ミニッツリピーターを搭載した時計は超高額となり、パテック・フィリップやオーデマ ピゲなどの最高級ブランドのごく一部のモデルにのみ搭載されています。時計愛好家からは機械式時計の最高峰として憧れの的とされています。
使い方・例文
高級時計の展示会や雑誌で「ミニッツリピーター搭載の世界で数十本しか存在しない限定モデル」という紹介文に登場します。時計収集家の間では複雑機構を語る際の代名詞的な存在です。
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