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ミドリシジミとは?

みどりしじみ

ミドリシジミとは、日本に生息するシジミチョウ科の一種で、オスが光の角度によって鮮やかな緑色に輝く翅を持つ蝶です。

ミドリシジミ(緑小灰蝶、学名:Callophrys ferrea あるいは和名群としての広義のゼフィルス類)は、チョウシジミチョウ科に属する蝶の一種です。日本では「ゼフィルス」とも総称されるグループの中の代表的な種で、初夏に雑木林で見られる人気の高い昆虫です。

最大の特徴はオスの翅の輝きです。翅の表面には構造色を生み出す微細構造があり、光の当たる角度によって深みのあるエメラルドグリーンや青緑色に輝きます。この美しさから昆虫ファンや蝶愛好家の間で人気が高く、「林の宝石」とも呼ばれます。一方、メスの翅は目立たない茶褐色で、オスとは大きく異なります。

生態的な特徴は以下の通りです。

  • 幼虫の食草はコナラ・クヌギなどのブナ科樹木の葉
  • 成虫の出現期は主に6月〜7月初旬で期間が短い
  • 樹冠付近を縄張りにしてオスが活発に飛翔する
  • 卵で越冬し、翌春に孵化する

里山や雑木林の維持・管理が生息環境の保全と直結しており、コナラ・クヌギ林の減少に伴い生息域が縮小している地域もあります。日本各地に近縁種が多く分布し、アイノミドリシジミ・ジョウザンミドリシジミなど複数の種がゼフィルスとして観察対象となっています。

使い方・例文

初夏の早朝に雑木林へ出かけ、高い枝の先で縄張りを張るオスを双眼鏡で観察する「ゼフィルス観察」は、チョウ愛好家の夏の定番活動として知られています。

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