エゾシロチョウとは?
えぞしろちょう
エゾシロチョウとは、北海道を中心に分布するシロチョウ科の蝶で、白い翅に黒い縁どりをもち、春から初夏にかけて大発生することで知られています。
エゾシロチョウ(蝦夷白蝶、学名: Aporia crataegi)は、チョウ目シロチョウ科に属する蝶で、日本では主に北海道に生息します。ユーラシア大陸に広く分布するコエゾシロチョウ(クロスジシロチョウ)と同種あるいは近縁種として扱われることがあります。
- 翅は白色〜半透明で、翅脈に沿って黒〜灰色の線模様がある
- 前翅長は30〜40mm程度
- 年1化(年に1回だけ発生)で、成虫は5〜7月に見られる
- 幼虫はリンゴ・サクラ・ナナカマドなどバラ科植物の葉を食べる
エゾシロチョウは数年に一度、個体数が爆発的に増加する「大発生」を起こすことで知られています。大発生の年には林道や農地の上をおびただしい数の白い蝶が舞い、果樹園では幼虫による葉の食害が問題となることがあります。幼虫は集団で糸巣を作って越冬し、翌春に活動を再開するという特徴的な生態をもちます。北海道の自然を象徴する昆虫のひとつとして、生態系の変化を示す指標にもなっています。
使い方・例文
北海道の春、リンゴ園の周辺でエゾシロチョウが大量に飛び交う様子が観察されることがあり、果樹農家にとっては幼虫による食害への対策が求められる時期の目安にもなっている。
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