ミツロウとは?
みつろう
ミツロウとは、ミツバチが巣を作る際に分泌する天然のワックスで、化粧品・食品・工芸など幅広い分野で活用されています。
ミツロウ(蜜蝋、英語:beeswax)とは、ミツバチが腹部の蝋腺から分泌する天然のワックス状物質です。ハチたちはこの蝋を使って六角形のハニカム構造の巣房を建造し、蜂蜜の貯蔵や幼虫の育成に使います。
ミツロウの主成分は炭素数の多い脂肪酸エステルや炭化水素類で、融点はおよそ62〜65℃程度です。精製前の生ミツロウは黄色〜茶色がかった色をしていますが、漂白・精製すると白色になります。天然の甘い香りを持ち、常温では固形で適度な硬さがあります。
ミツロウの用途は非常に多岐にわたります。
- 化粧品・スキンケア — リップクリーム、クリーム、ハンドクリームの基剤として広く使用
- 食品 — チーズや果物のコーティング、食品添加物(天然ワックス)として使用
- キャンドル — 石油由来のパラフィンワックスより環境負荷が低いとして人気
- 木材・革のお手入れ — 家具用ワックスや靴磨き剤の成分
- 工芸・彫刻 — ロストワックス鋳造法などに利用
近年は「ミツロウラップ」(食品保存用の布)など、プラスチック代替としてのエコ製品にも使われ、環境意識の高い消費者から注目を集めています。
使い方・例文
ミツロウはリップクリームや保湿クリームの成分表に「ミツロウ」または「beeswax」と記載されており、日用品として身近な素材です。
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