ミズナギドリ科とは?
みずなぎどりか
ミズナギドリ科とは、海洋上を長距離渡りながら生活する海鳥の一グループで、管鼻目に属します。
ミズナギドリ科(学名:Procellariidae)は、アホウドリ目(旧来の管鼻目)に属する海鳥の一科です。フルマカモメ・ミズナギドリ・ウミツバメなどと同じ管鼻類の仲間で、鼻孔が管状になっているのが特徴です。この構造は塩分排出や嗅覚に関係していると考えられています。
ミズナギドリ科の鳥は外洋性が強く、繁殖期以外はほぼ海上で生活します。長い翼を活かしたダイナミックソアリング(波の間の気流を利用した効率的な飛翔)が得意で、何千キロもの大洋を渡ります。
主な特徴は以下のとおりです。
- 管状の鼻孔を持ち、塩分を体外に排出する腺を備える
- 外洋の島や崖地に集団繁殖地(コロニー)を形成する
- 魚・イカ・甲殻類などを海面付近や潜水で捕食する
- 寿命が長く、繁殖開始が遅い(10歳前後で初繁殖する種もある)
日本近海ではオオミズナギドリなどが多く見られ、沿岸の島で繁殖します。海洋汚染・外来種(ネコ・ネズミ)・延縄漁業による混獲が個体数減少の主な要因とされており、保全対策が進められています。
使い方・例文
外洋に出た漁船の周りを素早く飛び回り、波間に浮かぶ小魚を器用についばむミズナギドリ科の鳥の群れが観察されるといった、バードウォッチングや生態解説の場面で登場します。
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