マンデル酸とは?
まんでるさん
マンデル酸とは、アーモンドに由来するアルファヒドロキシ酸(AHA)の一種で、皮膚科や美容分野でケミカルピーリング剤として用いられます。
マンデル酸(Mandelic Acid)は、ベンゼン環にヒドロキシ基とカルボキシル基が結合した芳香族アルファヒドロキシ酸(AHA)です。化学名は「フェニルグリコール酸」または「2-ヒドロキシ-2-フェニル酢酸」で、ビターアーモンドを加水分解することで得られます(「Mandel」はドイツ語でアーモンドを意味します)。
皮膚科・美容分野での特性:マンデル酸はほかのAHA(グリコール酸・乳酸など)と比べて分子量が大きく、皮膚への浸透速度が緩やかです。そのため、
- 刺激が少なく、敏感肌や色素沈着しやすい肌にも比較的使いやすい
- 炎症後色素沈着の改善に効果的とされる
- ニキビ菌(アクネ菌)に対する抗菌作用を持つ
- 皮脂分泌の調整にも寄与するとされる
医薬品としての用途:歴史的には尿路感染症の治療薬(マンデル酸ヘキサミン)としても用いられた経緯があります。
現在はピーリング剤としての需要が中心で、乾燥や炎症などの副作用リスクが低いことから、日常的なスキンケアにも取り入れやすいAHAとして注目されています。
使い方・例文
美容クリニックのケミカルピーリングメニューや、ニキビ肌向けのスキンケアセラムの有効成分として「マンデル酸」の表記を見かけることがあります。
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