マングースとは?
まんぐーす
マングースとは、アフリカ・アジアに生息するマングース科の小型肉食動物で、コブラなどの毒蛇に対抗できる俊敏さで知られています。
マングース(Mongoose)は、マングース科(Herpestidae)に属する小型〜中型の肉食哺乳類の総称です。アフリカ・マダガスカル・アジアに約30〜35種が分布し、草原・低木地帯・森林など多様な環境に適応しています。細長い体・短い足・とがった鼻先が特徴的な外見をしています。
マングースが広く知られる理由のひとつは、コブラなどの毒蛇との戦いです。マングースはその高い俊敏性と、ニコチン性アセチルコリン受容体の変異による毒に対する部分的耐性を持ち、毒蛇に対しても優位に戦えます。ただし完全な免疫を持つわけではなく、大量の毒を受ければ死亡することもあります。
食性は雑食性で、昆虫・小型爬虫類・卵・果実・小型哺乳類などを食べます。オオマングースのような種は集団で協力して行動し、見張り役が外敵を警戒しながら採食する社会的な生活を送ります。
日本では沖縄・奄美大島にハブ対策として移入されたインドマングース(フイリマングース)が有名です。しかし、ハブの活動時間と生活域が異なるために効果がなく、かえって希少な在来生物を捕食する侵略的外来種となり、現在は駆除が進められています。このことは外来種導入の失敗例として生態学でしばしば引用されます。
使い方・例文
「ハブ対策にマングースを放したが逆効果だった」という事例は、外来種問題の教訓として環境教育でよく取り上げられます。
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