マリンスノーとは?
まりんすのー
マリンスノーとは、海洋表層で生産された有機物の粒子が雪のようにゆっくりと深海へ沈降する現象・またはその粒子の集合体で、深海への炭素輸送(生物ポンプ)の主役です。
マリンスノー(marine snow)とは、海洋の表層から深海底へ向けて絶え間なく降り注ぐ有機物粒子の集合体、またはその沈降現象を指す言葉です。深海の探査艇の照明に照らされた際に白い雪が舞い落ちるように見えることからこの名が付きました。
構成物質は多様で、以下のようなものが含まれます。
生物ポンプとしての役割が特に重要で、表層で光合成によって固定された炭素(CO₂)を深海底へ運ぶ輸送ベルトとして機能します。この仕組みにより大気中のCO₂が海洋深部に長期間隔離されるため、地球の気候調節に直結しています。
沈降速度と分解については、粒子の大きさや密度によって異なりますが、多くは途中でバクテリアに分解されてしまい、深海底に到達するのは表層で産生された有機物のごく一部に過ぎません。それでも深海生態系においては貴重な栄養源であり、底生生物や深海魚の食料として欠かせない存在です。
使い方・例文
マリンスノーは深海探査・海洋炭素循環の研究・気候変動モデルなどで頻繁に登場します。また、深海生態系の映像資料でも幻想的な映像として紹介されることがあります。
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