マラケシュのメディナとは?
まらけしゅのめでぃな
モロッコのマラケシュに広がる旧市街地区で、ユネスコ世界遺産に登録された歴史的都市空間です。
マラケシュのメディナとは、モロッコ南部の都市マラケシュに位置する旧市街(旧城壁内の市街地)のことです。アラビア語で「都市」を意味する「メディナ」は、北アフリカのイスラーム都市において歴史的な旧市街を指す言葉として広く使われています。1985年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
マラケシュは11世紀にムラービト朝によって建設された都市で、メディナにはその時代からの都市構造が色濃く残っています。中心部にある「ジャマ・エル・フナ広場」は世界でも有数の活気ある広場として知られており、2001年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されています。広場では語り部、音楽家、曲芸師、屋台などが集まり、昼夜を問わず独特の雰囲気を醸し出します。
メディナ内には以下のような見どころが点在しています。
- クトゥビア・モスク(12世紀建立のマラケシュを象徴するミナレット)
- バヒア宮殿(19世紀の豪華なイスラーム建築)
- 伝統的な染色業の集積するソーク(市場)
- マドラサ(イスラーム神学校)
迷路のように入り組んだ路地に職人の工房や商店が立ち並ぶスーク(市場)は、皮革・陶器・金属細工・香辛料などを扱い、伝統産業と商業が今も息づいています。観光・文化・歴史のいずれの面からも、北アフリカのイスラーム文化を体現する場所として世界中から訪れる人を引きつけています。
使い方・例文
「マラケシュのメディナを訪れた旅行者が、スークの路地で職人が手作業で革製品を仕上げる様子を目にして感動した」という場面で登場します。
この用語をシェア
最終更新: