スラーとは?
すらー
スラーとは、音楽で異なる高さの音を滑らかにつなげて演奏することを指示する記号で、楽譜上では音符を弧状の曲線で結んで表します。
スラーとは、楽譜において複数の音符の上または下に引かれる弧状の曲線記号で、その範囲の音を切らずに滑らかにつなげて演奏するよう指示するものです。英語では「slur」と書き、「滑らかにする」というニュアンスを持ちます。
演奏上の意味としては、スラーの範囲内の音を途切れさせずにレガート(legato)で演奏することが基本です。弦楽器では一回の弓の動きで複数の音を弾くことを意味し、管楽器では息を切らずに音を変えるタンギングを使わない奏法を指します。声楽では一つのシラブル(音節)に複数の音を乗せて歌うことを示します。
形が似ているタイ(tie)との違いを理解することが重要です。
- スラーは異なる高さの音符を結ぶ
- タイは同じ高さの音符を結び、音の長さを合算することを示す
- スラーは表情・奏法の指示、タイは音価(長さ)の延長の指示
スラーはクラシック音楽から現代音楽、ポップスの譜面まで広く使われ、フレーズの形や音楽的な息遣いを表現するうえで欠かせない記譜法です。ギターではハンマリングオンやプリングオフのような奏法技法を示す際にも用いられます。
使い方・例文
「バイオリンの旋律にスラーがかかっている部分は、弓を返さずに一息で弾くことで滑らかな歌い回しを表現する」という場面で登場します。
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