レガートとは?
れがーと
レガートとは、音楽において音と音をなめらかにつなげて演奏する奏法・表現記号のことで、滑らかに流れるような音の連なりを指します。
レガート(legato)は、イタリア語で「結ばれた」「つながれた」を意味する音楽用語です。音符と音符の間を途切れさせずになめらかに演奏する奏法を指し、対義語は音を短く切って演奏する「スタッカート(staccato)」です。
楽譜上ではスラー(複数の音符をひとつの弧線でつないだ記号)によって指示されることが多く、「legato」と文字で書かれることもあります。スラーがかかった音符群は切れ目なく、最初の音からなめらかに次の音へ移行して演奏します。
各楽器でのレガート奏法は異なります。
- ピアノ:鍵盤を指でなめらかにつなぎ、音が途切れないよう指のつなぎ方を工夫する
- 弦楽器:弓を返さず一弓で複数の音を弾くことでなめらかさを実現
- 管楽器:タンギング(舌で音を切ること)をせず息の流れだけで音をつなぐ
- 声楽:母音をつなげ、子音での切れ目を最小限にする
レガートは音楽表現の基本的な要素のひとつで、旋律の流れを滑らかにし、歌うような(カンタービレ)表現を生み出します。クラシック音楽のみならず、ジャズ・ポップス・映画音楽など幅広いジャンルで重要な演奏技術です。音楽教育においても、初期段階から意識して身につけるべき基礎的な表現技法とされています。
使い方・例文
ピアノの発表会で先生から「フレーズをもっとレガートに弾いて」と言われ、指をなめらかにつなげる練習を繰り返した。
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