マラウイ湖とは?
まらういこ
マラウイ湖とは、アフリカ東部の地溝帯に位置する南北に細長い大湖で、世界有数の生物多様性を誇るシクリッドの宝庫として知られます。
マラウイ湖(Lake Malawi)は、アフリカ東部の大地溝帯(グレートリフトバレー)の南端に位置する淡水湖で、マラウイ・タンザニア・モザンビークの三か国に接しています。南北に約580キロメートルにわたって細長く延び、最大水深は約706メートルに達します。面積は約2万9600平方キロメートルで、アフリカで3番目、世界で9番目に大きな湖とされています。
マラウイ湖の最大の特徴は、その類例のない生物多様性です。特にシクリッド科の魚類の多様性は世界屈指で、推定500〜1000種以上のシクリッドが生息しているとされます。その多くはこの湖固有の種(固有種)であり、隔離された湖環境での急速な種分化(適応放散)の典型例として、進化生物学の研究対象として世界的に注目されています。
1980年にはユネスコの世界遺産(自然遺産)に「マラウイ湖国立公園」として登録されており、淡水域では世界で最初の自然遺産の一つです。湖岸には熱帯性の森林・砂浜・岩礁地帯が広がり、多様な鳥類や哺乳類も生息しています。
地域住民にとっては漁業の重要な生活基盤であり、シクリッドの一種「チャンボ」はマラウイの国民食とも言える重要な食用魚です。
使い方・例文
アフリカの地理や環境、熱帯魚・シクリッドを扱う文脈で登場するほか、世界遺産や生物多様性の保全を解説する場面でも取り上げられます。
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