マヒンダ・ラジャパクサとは?
まひんだらじゃぱくさ
マヒンダ・ラジャパクサは、スリランカの内戦を軍事的に終結させたことで知られる政治家で、大統領および首相を歴任しました。
マヒンダ・ラジャパクサ(Mahinda Rajapaksa、1945年〜)は、スリランカの政治家であり、同国の第6代大統領(2005〜2015年)を務めました。また大統領退任後も政界に留まり、2019年から2022年にかけて首相を務めています。
ラジャパクサ政権最大の功績として挙げられるのは、26年にわたったスリランカ内戦の終結です。タミル人武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」との内戦は長年にわたって国土を疲弊させていましたが、ラジャパクサ大統領のもとで大規模な軍事作戦が展開され、2009年にLTTEが壊滅し内戦は終結しました。この勝利はシンハラ人多数派の間で大きな支持を集めました。
一方で、内戦終結に際する民間人の犠牲や人権侵害については国際社会から厳しい批判が寄せられ、国連などの調査機関による検証が求められました。政権運営においても、家族への権力集中(弟を国防大臣に起用するなど)や報道への圧力が指摘されています。
2015年の大統領選挙では予想外の敗北を喫し、政権を失いました。しかしその後も政治活動を継続し、首相に返り咲きました。2022年には、経済危機に伴う大規模な反政府デモの中で弟の大統領ゴタバヤ・ラジャパクサが失脚し、マヒンダ自身も首相を辞任しています。スリランカ現代史において中心的な役割を果たし続けている人物です。
使い方・例文
この用語をシェア
最終更新: