タミル人とは?
たみるじん
タミル人とは、南インドおよびスリランカを中心に暮らすドラヴィダ系の民族で、世界最古の古典文学を持つタミル語を話す人々です。
タミル人(Tamils)は、南インド(主にタミル・ナードゥ州)とスリランカ北部・東部に多く居住するドラヴィダ系の民族集団です。タミル語(Tamil)を母語とし、その言語と文化は世界の古典文明のひとつとして高く評価されています。
タミル人の主な特徴は以下の通りです。
- タミル語はドラヴィダ語族に属し、世界で最も古い古典語のひとつとされ、2000年以上の文学的伝統を持つ
- インド・スリランカ以外にもマレーシア・シンガポール・南アフリカ・フィジー・カナダなど世界各地にディアスポラ(移民共同体)が存在する
- ヒンドゥー教(特にシヴァ派・ヴィシュヌ派)を信仰する人が多く、寺院建築と祭礼文化が発展
- 古典文学「サンガム文学」は恋愛・勇武を扱う詩歌群として世界文学史上に位置づけられている
スリランカでは、タミル人とシンハラ人の民族対立が長年続き、タミル・イーラム解放の虎(LTTE)による武装闘争が1983年から2009年まで続いた内戦は国際社会に大きな影響を与えました。内戦終結後も民族融和と社会的格差の是正が課題として残っています。
インドのタミル・ナードゥ州では独自の映画産業(コリウッド)が発展しており、タミル語映画・音楽は世界のタミル人コミュニティに広く親しまれています。
使い方・例文
シンガポールではタミル語が英語・中国語・マレー語とともに公用語のひとつに定められており、日常の案内表示にも使用されています。タミル人ディアスポラの社会的影響力を示す具体例です。
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