ドラヴィダ語族とは?
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ドラヴィダ語族とは、主に南アジア南部に分布する約80の言語からなる語族で、タミル語やテルグ語が代表的です。
ドラヴィダ語族は、インド亜大陸の南部を中心に分布する語族です。タミル語・テルグ語・カンナダ語・マラヤーラム語の四つが主要言語で、それぞれタミル・ナードゥ州、アーンドラ・プラデーシュ州など南インドの州の公用語になっています。総話者数は2億人以上とされます。
ドラヴィダ語族はインド・ヨーロッパ語族とは無関係の独立した語族であり、インド亜大陸における最古層の言語とも考えられています。一部の言語学者は、インダス文明の言語がドラヴィダ系であった可能性を指摘していますが、インダス文字の解読が進んでいないため確証はありません。
文法の主な特徴を挙げると以下のとおりです。
- 語順はSOV(主語・目的語・動詞)型
- 膠着語で、接尾辞を連ねて文法関係を表す
- 動詞が有情(人・動物)と非有情(物・自然)を区別する
- 後置詞を用い、前置詞は使わない
タミル語はドラヴィダ語族の中で最も豊富な文学資料を持ち、紀元前後にさかのぼるサンガム文学はドラヴィダ最古の文学として知られています。タミル語は現代でも独自の文字体系(タミル文字)を持ち、インド・スリランカ・シンガポールなどで公用語の地位を持っています。
使い方・例文
「南インドでは授業がドラヴィダ語族のテルグ語やカンナダ語で行われることも多い」のように南アジアの言語事情を語る場面で登場します。
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