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マヌエル・ノリエガとは?

まぬえるのりえが

ヌエル・ノリエガは、パナマの軍事独裁者として1980年代に権力を握り、麻薬密輸への関与と米軍侵攻による失脚で知られる政治家・軍人です。

ヌエル・ノリエガ(Manuel Noriega、1934〜2017年)は、パナマの軍人・政治家であり、1980年代に国家防衛軍司令官として事実上の最高権力者として君臨した独裁者です。パナマシティ出身で、ペルーの陸軍士官学校で軍事教育を受け、後にアメリカのスクール・オブ・アメリカズでも訓練を受けました。

ノリエガはCIA(米中央情報局)の情報提供者として長年にわたり米国と協力関係にありましたが、一方でコロンビアのメデジン・カルテルと結託してコカイン密輸に関与していたとされます。1983年以降、パナマの実権を掌握し、選挙不正・政治的弾圧・反対派の暗殺など強権政治で国内を支配しました。

彼の失脚は1989年の米軍によるパナマ侵攻(コードネーム「ジャスト・コーズ作戦」)によってもたらされました。

  • 米軍はノリエガ政権打倒・民主主義回復・麻薬密輸阻止を侵攻の理由として挙げた
  • ノリエガは数日間バチカン大使館に逃げ込んだ後、米軍に投降
  • 米国の法廷で麻薬密輸・マネーロンダリングなどの罪で有罪判決を受け服役
  • その後フランスでも有罪判決を受け、最終的にパナマに移送・収監された

ノリエガの事例は、冷戦期の米国外交政策の矛盾(かつての協力者を後に敵視・排除するパターン)を象徴するものとして、国際政治史の文脈でしばしば取り上げられます。

使い方・例文

「マヌエル・ノリエガは麻薬密輸に関与したパナマの軍事独裁者で、1989年に米軍侵攻によって失脚した」という形で政治・歴史の文脈で登場します。

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