マニプリとは?
まにぷり
マニプリとは、インド北東部マニプール州に伝わる古典舞踊で、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神への信仰と結びついた優美な身体表現が特徴です。
マニプリ(Manipuri)は、インド北東部の山岳州マニプール(Manipur)を発祥とする古典舞踊です。インド政府が認定する8つの古典舞踊様式のひとつに数えられており、「ラース・リーラー(Ras Lila)」と呼ばれるクリシュナ神とラーダーの物語を題材にした奉納舞踊として発展しました。
マニプリの主な特徴には次のものがあります。
- 柔らかな曲線美:他のインド古典舞踊にみられる鋭い動きとは対照的に、波打つような曲線的な動きが基本
- 衣装:女性舞踊手は光沢のある刺繍を施した円形の裾広がりの衣装(ポタロイ)を着用
- 目線と手の表現:視線の動きと優美な手の動き(ムドラー)が感情を語る
- 打楽器との一体感:マニプール伝統のドールやプン太鼓の演奏と密接に結びついている
マニプリは15〜16世紀頃に成立したとされ、当初は宮廷や寺院での奉納として行われていました。20世紀にはラビンドラナート・タゴールがマニプリを高く評価し、自らの学校(シャンティニケタン)にカリキュラムとして取り入れたことで全インドに知られるようになりました。現代ではマニプール州の文化的アイデンティティの象徴であるとともに、国際的な舞台芸術として紹介されています。
使い方・例文
インド古典芸能を紹介するイベントや、マニプール州の文化紹介記事などでこの名称を目にすることができます。
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