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マデイラワインとは?

までいら わいん

マデイラワインとは、ポルトガルマデイラ諸島で生産される、加熱処理(エストゥファジェン)によって独特の風味を持つ酒精強化ワインです。

マデイラワイン(Madeira Wine)は、大西洋に浮かぶポルトガルマデイラ島で生産される酒精強化ワインです。通常のワインとは異なり、製造過程で熱を加えることで生まれる独特のカラメル様の風味と高い酸度が特徴で、「不死のワイン」とも称されるほど長期保存性に優れています。

マデイラワイン最大の特徴は「エストゥファジェン(加熱処理)」と呼ばれる製法です。仕込んだワインをスチームで温めたタンクや日当たりの良い屋根裏部屋(カンテイロ)で数ヶ月から数年間熟成させます。この加熱によって酸化が促進され、通常では劣化につながる酸化がむしろ風味を向上させます。

主な品種ラインアップは甘辛度で分かれます。

  • セルシアル:最も辛口でアペリティフ向き
  • ヴェルデーリョ:中辛口でバランスが良い
  • ブアル(ボアル):中甘口でリッチな風味
  • マルムジー:最も甘口でデザートワイン向き

歴史的には大航海時代に船で運ばれる際、熱帯の海を通過することでワインが「熟成」されたことが起源とも言われます。料理への利用も盛んで、フランス料理や西洋料理では「マデイラソース」の材料として古くから珍重されています。

使い方・例文

ビーフシチューやエスカロップ・ア・ラ・マデイラ(マデイラソースをかけた仔牛肉)のレシピでマデイラワインが指定されることが多く、加熱しても風味が飛びにくいため調理酒としても優れています。開栓後も数週間から数ヶ月保つ保存性も料理用途に向いています。

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