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マッデン・ジュリアン振動とは?

まっでんじゅりあんしんどう

マッデン・ジュリアン振動とは、熱帯域を東向きに伝播する大規模な大気の対流活動のかたまりで、世界各地の天気に影響を与える現象です。

マッデン・ジュリアン振動(MJO:Madden-Julian Oscillation)は、1971年にアメリカ気象学者ローランド・マッデンとポール・ジュリアンによって発見された、熱帯大気の大規模な変動現象です。インド洋から始まり、太平洋、インド洋へと東向きに地球を一周する対流活動の塊(積乱雲の活発域)が、約30〜60日の周期で繰り返します。

MJOの構造は大きく2つの部分に分かれます。積乱雲が活発に発達する「活発期」と、雲が少なく晴天が続く「不活発期」です。この2つの領域が隣接して東進するため、ある地域では雨が多い時期と少ない時期が交互に訪れます。

MJOが世界の天気に与える影響は広範囲にわたります。

  • 日本を含む東アジアの梅雨・夏の降水量への影響
  • インドモンスーンの強弱変動
  • 台風・サイクロンの発生しやすさへの影響
  • 北米や欧州の気温異常との関連

MJOの状態を把握することで2〜4週先の気候を予測する「延長予報」の精度が向上します。近年は気候変動との関係も研究されており、季節内気候変動の理解に欠かせない概念となっています。

使い方・例文

「今年の梅雨はMJOの影響で大雨が続きやすい」という気象解説が天気予報やニュースで登場します。気象・気候の専門解説でよく取り上げられる現象です。

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