Juliaとは?
じゅりあ
Juliaとは、科学技術計算や数値解析を主用途とし、高い実行速度と動的言語の使いやすさを両立したプログラミング言語です。
Julia(ジュリア)は、2012年にMITの研究者らによって公開されたオープンソースのプログラミング言語です。科学技術計算・数値解析・統計・機械学習などの分野において、PythonやMATLABのような使いやすさとCやFortranに匹敵する実行速度を同時に実現することを目標に設計されました。
Juliaの速度の源泉はJITコンパイル(実行時コンパイル)にあります。コードは実行時にLLVMを通じてネイティブコードにコンパイルされるため、インタープリタ型言語より大幅に高速です。また「多重ディスパッチ」と呼ばれる関数呼び出し機構を採用しており、引数の型の組み合わせに応じて最適な処理を選択できます。
Juliaの特徴的な機能・強みは以下の通りです。
- 動的型付けながらコンパイル並みの高速実行
- 多重ディスパッチによる柔軟な関数設計
- Pythonやfortranのコードを呼び出す相互運用性
- 数学記号をそのまま変数名に使える(Unicode対応)
- 並列・分散計算のサポート
学術研究や金融工学、気象シミュレーションなどのハイパフォーマンスコンピューティング領域で採用が広がっており、PythonのNumPy/SciPyの代替候補として注目されています。
使い方・例文
大規模な数値シミュレーションをPythonで書いたら実行が遅すぎた場合、Juliaに書き直すことで大幅な高速化が見込める、という場面で登場します。
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