マタタビとは?
またたび
マタタビとは、日本の山野に自生するマタタビ科のつる性落葉低木で、ネコが強く反応することで有名な植物です。
マタタビ(木天蓼、学名:Actinidia polygama)は、マタタビ科マタタビ属のつる性落葉低木で、日本の山野(北海道〜九州)に広く自生します。夏に白い花を咲かせ、果実は熟すと食用にもなります。
マタタビが広く知られる理由のひとつが、ネコへの作用です。マタタビの葉や枝に含まれる「マタタビラクトン」「アクチニジン」などの揮発性成分が、ネコの嗅覚を刺激して独特の恍惚状態(ごろごろと転がったり、顔をこすりつけたりする行動)を引き起こします。これを「マタタビ反応」と呼びます。近年の研究では、この反応がネコの虫よけ行動と関連している可能性も指摘されています。
植物としての特徴は以下のとおりです。
- 葉:開花期に葉の一部が白く変色する「白化現象」が起こり、これが花の代わりに昆虫を引き寄せる役割を果たすと考えられています
- 果実:虫が寄生して変形した「虫えい(ちゅうえい)」果が生薬「木天蓼(もくてんりょう)」として使われます
- 生薬としての効果:強壮・冷え性改善・疲労回復などに用いられてきました
「疲れた旅人がこの実を食べると再び旅を続けられた」という伝説からマタタビの名が付いたともいわれています。
使い方・例文
ペット用品店でネコ向けのおもちゃや興奮剤として「またたび入り」と書かれた商品が販売されています。また、漢方の文脈では「木天蓼(もくてんりょう)」として生薬の解説書や薬局で目にすることがあります。
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