マイクロフィルムとは?
まいくろふぃるむ
マイクロフィルムとは、文書や画像を大幅に縮小してフィルム上に記録・保存する情報保管媒体のことです。
マイクロフィルム(Microfilm)とは、文書・書籍・新聞・図面などの情報を光学的に数十分の一〜数百分の一に縮小してフィルム上に記録する保管媒体です。1930年代から広く普及し、図書館・官公庁・企業の記録保管に長く活用されてきました。
マイクロフィルムの形態にはいくつかの種類があります。
- ロールフィルム — 16mmまたは35mmのリール状フィルム。新聞・定期刊行物の長期保存に多用
- マイクロフィッシュ — 縦横10cm前後のシート状フィルム。多数のコマを格子状に収録
- アパーチャカード — パンチカードにマイクロフィルムを埋め込んだ形態。工業図面の管理に利用
マイクロフィルムの最大の特長は長期保存性です。適切な環境(温湿度管理)の下では500年以上の保存寿命があるとされており、デジタルメディアの急速な陳腐化に比べて圧倒的な耐久性を持ちます。また、専用リーダーがあれば電力なしでも閲覧できる点も防災・アーカイブ上の利点とされます。
現在はデジタルスキャンへの移行が進んでいますが、マイクロフィルムは国立公文書館・大学図書館・地方自治体などで今も現役の保存媒体として使われており、デジタル化の際に原本フィルムから高解像度スキャンを行う取り組みが各地で行われています。
使い方・例文
国立国会図書館では昭和以前の古い新聞・雑誌がマイクロフィルムで保存されており、閲覧室のマイクロフィルムリーダーを使って拡大しながら内容を調べることができます。
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