ポン・デュ・デイアブルとは?
ぽんでゅでぃあぶる
ポン・デュ・デイアブルとは、フランス・エロー県に現存する中世の石造アーチ橋で、「悪魔の橋」の名で呼ばれる歴史的な橋梁です。
ポン・デュ・デイアブル(Pont du Diable、「悪魔の橋」の意)は、フランス南部のエロー県、エロー川に架かる中世の石造アーチ橋です。サン・ギレムの谷(ガルグ渓谷)に位置し、世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:フランスの道とスペイン北部の道」の構成資産にも含まれています。
建設は11世紀から12世紀頃とされており、アニアーヌのベネディクト修道院の修道士たちによって架けられたと伝えられています。石灰岩を積み上げた複数の半円アーチが特徴的で、長さは約40メートル、幅は約3メートルほどです。
「悪魔の橋」という名称は、ヨーロッパ各地の中世の石橋によく付けられる伝説に由来します。「悪魔と契約して一夜で橋を架けた」という民間伝承がその典型で、人間の技術では不可能と思われるほど精緻に作られた橋に対して地域住民が付けた呼称です。同名の橋はスイス・スペイン・イタリアなど各地に存在します。
現在はエロー峡谷地域自然公園内にあり、観光スポットとして多くの訪問者を集めています。夏季には近くの川で水浴びを楽しむ人々も多く訪れます。
使い方・例文
フランス南部の観光やサンティアゴ巡礼の歴史を調べると登場します。中世建築や石橋の文化的遺産として建築・歴史の学習場面でも紹介される橋です。
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