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ガルとは?

がる

地震物理学で使われる加速度の単位で、1ガルは毎秒毎秒1センチメートルの加速度を表し、地震動の強さを示す際に用いられます。

ガル記号:Gal)は、加速度を表すCGS単位系の単位です。1ガルは1 cm/s²(毎秒毎秒1センチメートル)に相当します。名称はイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイに由来しています。

国際単位系(SI)では加速度の単位はm/s²ですが、地震工学や地球物理学の分野では地震動の強さを表すのにガルやミリガルが慣用的に使われてきました。地球の重力加速度は約980ガル(9.8 m/s²)に相当します。

日本では特に地震の最大加速度(最大地動加速度)をガルで表す場面が多く見られます。具体的な目安としては以下のとおりです。

  • 震度5弱相当:おおむね25〜80ガル程度。
  • 震度6弱相当:おおむね100〜250ガル程度。
  • 震度7相当:300ガルを超える場合が多い。

2011年の東日本大震災では、一部の観測点で2,000ガルを超える記録が残されました。建築物の耐震設計においては、想定する地震加速度をガルで設定し構造計算に用います。また、精密計測の分野ではミリガル(mGal)やマイクロガル(μGal)も用いられ、重力の微小変化の観測に活用されています。

使い方・例文

「この地点では最大加速度が800ガルを記録した」のように、地震速報や耐震性能の説明で登場します。

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