ポンペイ遺跡とは?
ぽんぺいいせき
ポンペイ遺跡とは、西暦79年にヴェスヴィオ火山の噴火で埋没したローマ帝国の都市ポンペイの遺構で、当時の都市生活をほぼ完全な形で伝える世界遺産です。
ポンペイ遺跡は、イタリア南部・カンパニア州にある古代ローマの都市ポンペイの遺構です。西暦79年8月24日(または10月という説もある)、近隣のヴェスヴィオ火山が大噴火を起こし、ポンペイの街は火山灰・軽石・火砕流によって一昼夜のうちに約4〜6メートルの深さに埋没しました。住民の多くが逃げ出せず命を落とし、都市はそのまま地中に封じ込められました。
16世紀末に偶然発見された後、18世紀から本格的な発掘が始まり、現在も調査が続けられています。火山灰によって酸素が遮断されたため、建物・壁画・食料・家具・道具類が驚くほど良好な状態で保存されており、古代ローマの都市生活を克明に知ることができます。
遺跡の主な見どころには以下のものがあります。
- フォロ(広場):都市の政治・商業・宗教の中心
- カラカラ浴場風の公衆浴場(テルマエ)
- 精巧なモザイク・フレスコ壁画
- 炭化した食料や日用品
- 火山灰の空洞に石膏を流し込んで作った「人体鋳型」
1997年にユネスコ世界遺産に登録されており、年間約300万人が訪れる世界有数の観光地です。遺跡の保存と観光のバランスをどう保つかが現代の課題となっています。
使い方・例文
修学旅行や歴史の授業でよく取り上げられるほか、「テルマエ・ロマエ」などポンペイやローマをテーマにした映画・漫画作品の舞台としても登場します。観光でイタリアを訪れた際の定番スポットでもあります。
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