ホセ・デ・サン=マルティンとは?
ほせですさんまるてぃん
ホセ・デ・サン=マルティンとは、南米の独立運動を主導したアルゼンチン出身の軍人・政治家で、「南米の解放者」と称される歴史的英雄です。
ホセ・フランシスコ・デ・サン=マルティン(1778〜1850年)は、アルゼンチン、チリ、ペルーの独立に大きく貢献した軍事指導者であり、南米独立運動を象徴する人物のひとりです。アルゼンチン北東部のヤペユー(現在のコリエンテス州)に生まれ、幼少期にスペインへ渡り、スペイン軍将校として長年軍務に就きました。
1812年に帰国後、アルゼンチン独立運動に参加します。その後の軍事的偉業として最も名高いのが、1817年のアンデス山脈横断作戦です。過酷な高山地帯を越えて軍を率いてチリに侵攻し、チャカブコの戦いでスペイン軍を破ることでチリの独立を実質的に確立しました。
さらに海軍を組織してペルーへ進出し、1821年にリマを占領してペルーの独立を宣言します。しかし同年、もうひとりの解放者シモン・ボリバルとグアヤキルで会談した後、その後の統治をボリバルに委ね、自らはヨーロッパへ去りました。この謎めいた引退はいまも歴史家の議論の対象です。
サン=マルティンはアルゼンチン、チリ、ペルーの3カ国で国民的英雄として尊敬を集め、各国の紙幣や地名、軍の象徴に名を残しています。
使い方・例文
南米の歴史を学ぶ際に、シモン・ボリバルと並んで「独立の父」としてホセ・デ・サン=マルティンの名が必ず登場します。
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