ペリカン科とは?
ぺりかんか
ペリカン科とは、大きな喉袋を持つ大型の水鳥の仲間で、世界中の海岸・湖・河川に生息するペリカン目の科です。
ペリカン科(Pelecanidae)は、鳥綱ペリカン目に属する科で、現生では1属8種で構成されます。南極大陸を除くすべての大陸に分布しており、海岸・湖沼・大河の流域などの水辺環境に生息します。
最大の特徴は、下顎から伸びる大きく柔軟な喉袋(のど袋)です。この喉袋は魚を捕まえるための網のような役割を果たし、水中に突っ込んで魚ごと水をすくい上げ、水を絞り出してから魚だけを飲み込むという独特の採食行動をとります。翼を広げると2〜3メートルに達する種もあり、世界最大級の水鳥に数えられます。
代表的な種には以下があります。
- モモイロペリカン:ユーラシア・アフリカに分布する最大種
- ハイイロペリカン:ヨーロッパ・アジアに分布
- アメリカシロペリカン:北米大陸に生息し集団で協力して魚を追い込む
- カッショクペリカン:北中米の海岸に生息し空中から水面へ急降下して魚を捕る
ペリカンの多くは集団で繁殖し、地上または低木に巣を作ります。飛翔能力も高く、翼の広さを活かしたグライダーのような滑空が得意です。一部の種は環境変化や乱獲の影響で個体数が減少しており、保護活動の対象になっています。
使い方・例文
動物園の水鳥エリアや自然ドキュメンタリーで、大きな喉袋を持つ白い鳥が湖面を歩き回ったり群れで魚を追い込む場面でペリカン科の鳥が登場します。
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