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ペドロヒメネスとは?

ぺどろひめねす

ペドロヒメネスとは、スペイン・アンダルシア地方原産の白ブドウ品種で、干しブドウにして造る極甘口シェリー酒の原料として知られます。

ペドロヒメネス(Pedro Ximénez、略称PX)は、スペイン南部アンダルシア州のヘレス・デ・ラ・フロンテーラ周辺で栽培される白ブドウ品種です。その名はスペインに伝えた人物の名前に由来するとも、フランドルの兵士が持ち込んだとも言われますが、詳しい起源には諸説あります。

この品種の最大特徴は、収穫後に天日乾燥させる「ソレオ」と呼ばれる工程にあります。強烈な太陽光の下でブドウを数週間干すことで、水分が蒸発して糖分が極限まで凝縮されます。この干しブドウから搾ったジュースを発酵・熟成させることで、非常に甘く濃厚なシェリー酒「ペドロヒメネス」が生まれます。

完成したペドロヒメネスは、ほぼ黒に近い深い褐色と、イチジク・レーズン・キャラメル・モラセスを思わせる複雑な香りを持ちます。糖度は非常に高く、ヴィンテージによっては糖度が500g/L以上に達することもあります。主な産地はへレス地方のほか、モンティーリャ=モリレスも有名です。

食後酒としてそのまま楽しむほか、バニラアイスクリームにかけるなど、デザートとの相性が抜群です。また、ソレラシステムと呼ばれる独自の熟成方式によって複数年のワインをブレンドし、一貫した品質を保つ点もシェリー酒全般の特徴のひとつです。

使い方・例文

デザートワインとしてチーズやフォアグラに合わせたり、バニラアイスに少量かけてソースとして使うなど、甘味の強さを生かした使い方が一般的です。

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