ペダルトーンとは?
ぺだるとーん
ペダルトーンとは、他の声部が変化する中で特定の音を長く保持し続ける音楽技法で、主にオルガンや管弦楽で用いられます。
ペダルトーン(pedal tone)とは、音楽において特定の声部が同じ音を長く持続させながら、他の声部が和声を変化させ続ける技法のことです。持続する音が和声的に協和しない瞬間も含まれるため、独特の緊張感や安定感を生み出します。
「ペダル」という名称は、オルガンの足鍵盤(ペダル)を踏み続けることで低音を保持し続ける奏法に由来します。持続する音が低音部にある場合をペダルポイント(またはオルガンポイント)と呼び、高音部にある場合はインバーテッドペダル(倒置ペダル)と呼びます。
ペダルトーンの効果には以下があります。
- 調性の安定・確立(特にドミナント音やトニック音の保持)
- 緊張と解決のドラマティックな演出
- クライマックスに向けた推進力の強化
- 低音の持続によるサウンドの厚みと重心の強調
バッハのフーガやベートーヴェンのソナタ、ロマン派以降の管弦楽作品に多く見られ、現代のロックやジャズでもギターやベースによるドローン音として同様の技法が使われています。
使い方・例文
バッハのオルガン曲でペダル鍵盤が低いド(C)の音を何小節も鳴らし続ける中、上声部が複雑な和声進行を展開する場面がペダルトーンの典型的な例です。
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