ベーダ・ヴェネラビリスとは?
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ベーダ・ヴェネラビリスは、7〜8世紀に活躍したイングランドの修道士・歴史家で、「英国教会史」を著しイギリス史学の父と称される人物です。
ベーダ・ヴェネラビリス(Beda Venerabilis、または尊者ベーダ)は、672年または673年ごろに北イングランドのノーサンブリアで生まれ、735年5月26日に没したアングロ・サクソン人の修道士・学者・神学者です。「ヴェネラビリス」は「尊者」を意味するラテン語の称号です。
幼少期から修道院で育ち、厳格な修道生活を送りながら膨大な学問的著作を残しました。神学・聖書注解・科学・詩・歴史など多岐にわたる分野で執筆活動を行い、中世ヨーロッパの知的文化の形成に貢献しました。
最も重要な業績は主著「英国教会史(Historia Ecclesiastica Gentis Anglorum)」(731年完成)です。この書はイギリスにおけるキリスト教の歴史とアングロ・サクソン人の歴史を詳述したもので、一次資料・口承・文書を丁寧に整理した点で近代的な歴史記述の先駆けとなりました。
また、西暦紀元(AD/BC)の年号システムの普及にも貢献したことで知られます。1899年にはローマ・カトリック教会によって教会博士に列せられており、今日に至るまで中世西洋史研究において欠かせない存在です。
使い方・例文
「ベーダ・ヴェネラビリスの著した英国教会史は、中世イングランドを知る一次資料として今日の歴史研究でも参照される。」
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