ベラ亜科とは?
べらあか
ベラ亜科とは、ベラ科の中でもとくに種数が多い亜科で、カラフルな体色と性転換の習性を持つ多様な魚類を含むグループです。
ベラ亜科(学名:Labrinae)は、スズキ目ベラ科に属する亜科の一つです。ベラ科全体は数多くの種を含みますが、その中でもベラ亜科は代表的かつ多様なグループを構成しています。
ベラ亜科に属する魚は、成長段階や性別によって体色や模様が大きく異なることが知られています。幼魚・雌(初期相)・雄(終期相)の三段階でまったく外見が変わる種も多く、かつては別種として記載されていたものが同種と判明した例もあります。多くの種で雌から雄への性転換(雌性先熟)が行われます。
ベラ亜科の代表的な魚として以下のようなものがいます。
- ホンベラ・キュウセン:日本近海の磯に広く分布する食用種
- ホンソメワケベラ:他の魚の寄生虫を除去する「クリーニングステーション」を形成することで有名
- ナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ):大型種でダイビングの人気種
- ルリホシスズメダイに似た鮮やかな体色を持つ観賞魚向きの種々
ベラ亜科の魚はサンゴ礁や岩礁の生態系において重要な役割を果たしており、クリーナーフィッシュとして他の魚の健康を維持する機能は生態学的にも注目されています。観賞魚・食用魚・釣りのターゲットとして人間との関わりも深いグループです。
使い方・例文
「海水魚水槽に入れるホンソメワケベラはベラ亜科に属し、他の魚の体表に付いた寄生虫を食べる習性があるため、混泳水槽のクリーナーとして利用されることがある。」
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