ベピコロンボとは?
べぴころんぼ
ベピコロンボとは、欧州宇宙機関(ESA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で進める水星探査ミッションおよびその探査機の名称です。
ベピコロンボ(BepiColombo)は、欧州宇宙機関(ESA)と日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発・運用する水星探査ミッションです。名称は、軌道力学や惑星探査に大きな貢献をしたイタリアの数学者・科学者ジュゼッペ・「ベッピ」・コロンボに由来しています。
探査機は2018年10月に打ち上げられ、複数の惑星フライバイ(地球・金星・水星)を経て段階的に減速しながら水星に向かっています。到着は2025年末から2026年にかけて予定されています。ミッションはESAが開発した水星惑星軌道機(MPO)とJAXAが開発した水星磁気圏軌道機「みお」(MMO)の2機の周回機から構成されており、それぞれ異なる軌道から水星を同時に観測する世界初の二探査機体制です。
水星は太陽に最も近い惑星であり、地球から探査機を送り込むには大きなエネルギーが必要で技術的難易度が高い天体です。過去にNASAのマリナー10号(1974〜75年)とメッセンジャー探査機(2011〜15年)が水星を探査しましたが、詳細に残る謎は多く残っています。
ベピコロンボが目指す主な科学目標は以下のとおりです。
- 水星の内部構造・地殻・マントルの組成解明
- 水星磁気圏の起源と太陽風との相互作用
- 極域クレーターに存在する可能性がある氷の確認
- 惑星形成・太陽系進化モデルの検証
日本・欧州の国際協力による大型惑星探査ミッションとして、太陽系科学における重要な一歩とされています。
使い方・例文
宇宙・天文の解説記事や授業で「ベピコロンボが水星に近づきフライバイを実施した」「JAXAとESAの共同ミッション」などとして登場します。
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