水星とは?
すいせい
水星とは、太陽系で太陽に最も近い惑星で、岩石質の表面を持つ小型の天体です。
水星は太陽系の8つの惑星のうち最も内側を公転する惑星で、直径は約4,880kmと地球の約38%しかなく、太陽系の惑星の中で最小です。
太陽から平均約5,791万kmの距離を約88日かけて公転しており、自転周期は約59日です。自転と公転の周期の比率が特殊なため、水星の1日(太陽が昇って次に昇るまで)は約176日にも及びます。大気がほぼ存在しないため、昼側は摂氏430度を超える高温に達し、夜側はマイナス180度近くまで冷え込む極端な温度差があります。
表面はクレーターで覆われており、月の表面に似た景観をしています。NASAの探査機「マリナー10号」(1970年代)や「メッセンジャー」(2011〜2015年)が詳細な観測を行い、内部に大きな鉄の核を持つことが判明しています。核は惑星全体の体積の約55%を占めるとされ、他の惑星と比べて核の割合が非常に大きいのが特徴です。
水星は地球から見ると太陽の近くにあるため、日没直後や日の出直前にのみ低空で観測できます。古来より「宵の明星」「明けの明星」として知られ、日本では「宵の明星」が金星と混同されることもありましたが、現代では望遠鏡や探査機で詳細な研究が進んでいます。
基本データ
| 直径(赤道) | 4,879 km |
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出典:NASA
使い方・例文
「水星は太陽に最も近いため、公転周期が最も短い惑星である」のように、太陽系の惑星の特徴を比較する際に登場します。
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