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ヘンリーエッタ・スワン・リービットとは?

へんりえったすわんりーびっと

ヘンリーエッタ・スワン・リービットは、「セファイド変光星の周期光度関係」を発見したアメリカの天文学者で、その発見が宇宙の広大なスケールを計測する基盤となりました。

ヘンリエッタ・スワン・リービット(Henrietta Swan Leavitt)は、1868年にアメリカマサチューセッツ州ランカスターに生まれた天文学者です。ハーバード大学天文台で「ハーバードコンピューター」と呼ばれた女性研究者グループの一員として、写真乾板の分析という地道な作業に従事しました。

1908年から1912年にかけて、リービットは小マゼラン雲に含まれるセファイド変光星を系統的に研究し、星の「変光周期」と「絶対光度(本当の明るさ)」の間に明確な比例関係があることを発見しました。これを「セファイド変光星の周期光度関係」あるいは「リービットの法則」と呼びます。

この発見がもたらした影響は以下の通りです。

  • セファイド変光星が「宇宙の距離ものさし」として使えることが判明
  • エドウィン・ハッブルがアンドロメダ銀河の距離を測定し、銀河系外天体の存在を証明(1923年)
  • 宇宙膨張の発見(ハッブルの法則)の礎となった
  • 現代宇宙論・銀河天文学の発展に不可欠な基盤を提供

リービットは1921年に52歳で逝去しており、ノーベル賞の候補に挙がった際にはすでに故人であったといわれています。女性が科学の表舞台に立ちにくかった時代に、観測的宇宙論の歴史を変える大発見を成し遂げた人物として、今日高く評価されています。

使い方・例文

「宇宙の大きさをどうやって測るか」を解説する科学番組や本では、リービットが発見した変光星の周期光度関係が必ずと言っていいほど紹介されます。

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