ヘンリーとは?
へんりー
ヘンリーとは、電気インダクタンス(自己誘導係数)を表す国際単位系(SI)の単位で、記号はHです。
ヘンリー(henry、記号:H)とは、電気インダクタンスを表す国際単位系(SI)の単位です。電磁誘導の法則を発見したアメリカの物理学者ジョセフ・ヘンリー(Joseph Henry)にちなんで命名されました。
インダクタンスとは、コイル(インダクタ)などの電気回路素子が電流の変化に対してどれだけ起電力(電圧)を誘導するかを示す物理量です。1ヘンリーは、電流が毎秒1アンペアの割合で変化するときに1ボルトの起電力が誘導されるインダクタンスとして定義されます。
ヘンリーの定義は以下のように表せます。
- 1 H = 1 V・s/A(ボルト秒毎アンペア)
- 1 H = 1 Wb/A(ウェーバー毎アンペア)
実際の電子回路で使用されるインダクタのインダクタンスは、ミリヘンリー(mH)やマイクロヘンリー(μH)といった小さな単位で表されることがほとんどです。1ヘンリーは比較的大きな値であり、電力用途の大型トランスやリアクトルで登場します。
インダクタンスは交流回路の設計・フィルタ・電源回路など、電気工学・電子工学の広い分野で不可欠な概念であり、ヘンリーはその基本単位として重要です。
使い方・例文
ラジオ受信機の同調回路ではコイルのインダクタンスをマイクロヘンリー(μH)単位で設計し、特定の周波数の電波だけを選択的に受信できるようにしています。
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