プロミネンスとは?
ぷろみねんす
プロミネンスとは、太陽の表面から炎のように立ち上る、周囲より低温で密度の高いプラズマの構造のことです。
プロミネンス(紅炎)は、太陽の表面(光球)から彩層やコロナへと突き出すように立ち上る、周囲より温度が低く密度の高いガスの構造のことを指す。太陽の強い磁場に沿ってプラズマ(電離したガス)が支えられることで形成され、皆既日食の際には太陽の縁からピンク色や赤色の炎のような形として肉眼でも観測できることから、紅炎とも呼ばれる。太陽の表面を横から見たときに縁からはみ出して見える構造で、太陽面を正面から見ると暗い筋状の模様として観測されることもある。
プロミネンスの大きさは地球の直径の何倍にもなることがあり、数日から数か月にわたって安定して存在するものもあれば、突然噴き上がって爆発的に噴出する噴出型プロミネンスもある。噴出型のプロミネンスは、コロナ質量放出(CME)と呼ばれる大規模な現象を伴うことがあり、放出された荷電粒子が地球に到達すると、オーロラの発生や人工衛星・通信設備への影響を引き起こすことがある。
太陽観測衛星や地上の太陽望遠鏡による日常的な観測対象であり、太陽活動の状態を知る手がかりとしても重要視されている。太陽活動が活発な時期ほどプロミネンスの発生も多くなる傾向があるとされ、宇宙天気予報の分野でも注目される現象の一つである。
使い方・例文
皆既日食の際には、太陽の縁からプロミネンスが赤い炎のように立ち上る様子を観測できることがある。
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