プラシーボとは?
ぷらしーぼ
プラシーボとは、薬理的効果のない偽薬のことで、患者が薬と信じることで実際に症状が改善する「プラシーボ効果」で知られています。
プラシーボ(placebo)とは、有効な薬理成分を含まない偽薬のことです。砂糖や生理食塩水などから作られ、本物の薬と外見上は区別がつきません。「プラシーボ」はラテン語で「私は喜ばせるだろう」を意味します。
プラシーボが注目される最大の理由は「プラシーボ効果(偽薬効果)」です。患者が「これは効く薬だ」と信じて服用すると、実際に痛みが和らいだり症状が改善したりする現象が報告されています。これは脳内でエンドルフィンなどの神経物質が分泌されることが一因と考えられており、心理と身体の密接な関係を示すものとして科学的に研究されています。
医薬品の臨床試験では、プラシーボは欠かせない存在です。新薬の効果を検証する際、プラシーボ群と実薬群を比較する「プラシーボ対照試験」によって、薬本来の効果と信仰による効果を切り分けます。
一方、プラシーボとは逆に「治療が害になると信じることで症状が悪化する」現象は「ノシーボ効果」と呼ばれます。いずれも、患者の心理状態が治療結果に与える影響を示す重要な概念です。
使い方・例文
「臨床試験でプラシーボ群の30%も症状が改善した」「プラシーボ効果によって、信じる力が回復を後押しすることがある」のように使われます。
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