プトレマイオス1世とは?
ぷとれまいおすいっせい
プトレマイオス1世とは、アレクサンドロス大王の部将でありエジプトを支配したプトレマイオス朝の創始者で、学術都市アレクサンドリアの発展に貢献した王です。
プトレマイオス1世ソーテール(Ptolemy I Soter、紀元前367頃〜283年)は、マケドニア出身の武将であり、アレクサンドロス大王の死後にエジプトを支配してプトレマイオス朝を樹立した王です。「ソーテール」とは「救済者」を意味する称号です。
アレクサンドロス大王の信頼の厚い将軍として各地の征服に参加し、大王の死後(紀元前323年)に起きたディアドコイ(後継者)戦争においてエジプトを確保しました。はじめは「総督(サトラップ)」として統治し、紀元前305年頃に正式に王位を宣言しました。
統治者としての功績は多岐にわたります。
- アレクサンドリアを首都として整備し、地中海世界最大の都市へと発展させた
- 「ムセイオン(学術研究所)」と「アレクサンドリア図書館」を設立し、古代最大の知識集積地を作った
- エジプトの伝統的な神官階級と協調し、統治の安定を図った
- アレクサンドロス大王の遺体をエジプトに移送し、神格化することで自らの正統性を高めた
彼が築いた王朝は、クレオパトラ7世の時代まで約300年続きました。またアレクサンドロスに関する歴史書を自ら著したことも知られており、後世の史料として重要視されています。
使い方・例文
古代エジプト史やヘレニズム時代を学ぶ際に、「プトレマイオス1世はアレクサンドリア図書館を設立したことで知られる」というように解説されます。
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