ブレーザーとは?
ぶれーざー
ブレーザーとは、相対論的ジェットが地球の視線方向にほぼ正面を向いている活動銀河核で、非常に強い可変光や高エネルギー放射を示す天体です。
ブレーザー(blazar)は、活動銀河核(AGN)の一種で、超大質量ブラックホールから噴出する相対論的ジェットが地球の方向にほぼ正面を向いている天体です。「BL Lacertae object(BLレーサー)」と「OVV(Optically Violent Variable)クェーサー」を合わせた呼称として「blazar」という造語が使われます。
ブレーザーの特異な性質は、ジェットの「ビーミング効果」によって説明されます。光速に近い速度(相対論的速度)で噴出するジェットが地球に向かって放射するとき、特殊相対性理論の効果により電磁波が進行方向に集中して放射され、見かけの明るさが実際の何倍にも増幅されます。このためブレーザーは宇宙で最も明るい部類の天体として観測されます。
ブレーザーの主な特徴は次のとおりです。
- 電波からガンマ線まで極めて幅広い波長で明るく輝く
- 明るさが数時間から数日という短い時間スケールで激しく変動する
- 光が強く偏光している(偏光度が高い)
- 見かけ上、光速を超える超光速運動(超光速見かけ運動)が観測される
使い方・例文
「ブレーザーはジェットが正面を向いているため、地球からは宇宙最高輝度の天体として観測されることがある」という説明文でよく登場します。
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